EQを利用してライブ配信を行うためには、ライブ配信設定が必須になります。
ここでは、ライブ配信設定の新規登録方法について説明します。
■アクセス方法
画面上部にありますメニューバーの【ライブ管理】にマウスのカーソルを合わせ、表示されるサブメニュー[ライブ配信設定と開催] をクリックします。
【注意事項】
- [■ライブエンコーダー設定情報取得] にて取得したプロファイル情報をライブエンコーダーにインポートした後にライブ配信設定を変更した場合は、再度プロファイル情報を取得してライブエンコーダーにインポートする必要があります。
- 視聴者側に配信される帯域(ビットレート値)などは、EQ側で選択した帯域ではなく、ライブエンコーダー側に設定した値がそのまま配信され仕様となりますので、必ずプロファイル情報の値を設定するようにお願いいたします。
- ライブコントロールパネル画面で、停止処理を行なう前にライブフィード自体を停止し、かつ、ライブ設定の画質を変更した場合は、録画ファイルが生成されないことがあります。
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VODをご利用の際に、動画サイズに奇数値を設定したトランスコード設定を使用するとトランスコードエラーが発生する場合があります。
例:「■ストリーミング配信用ファイル生成」の設定でフルHDの動画サイズを【1921×1080】に設定したトランスコード設定をライブ配信設定新規登録画面のトランスコード設定で選択する
- ライブ配信設定の登録上限数は200件です。
操作説明:ライブ配信設定新規登録手順
1. EQへログインを行い、メインメニュー画面を表示します。 |
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2. 画面上部にありますメニューバーの【ライブ管理】にカーソルを合わせるとサブメニューが表示されます。 サブメニューの[ライブの配信設定と開催]をクリックします。 |
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3. ライブの配信設定と開催画面が表示されます。 画面左上の『新規登録』ボタンをクリックします。 ※登録済みのライブ配信設定の編集を行う場合は、 |
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4. ライブ配信設定新規登録画面が表示されます。 | |
5. 基本設定を行います。 『プロファイルID』は自動で採番されます。 入力は出来ません。 |
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6. 『ライブ配信設定名』および『ライブ設定説明』を適宜入力します。 | |
7. 「管理グループ機能」をご利用の場合、『グループ設定(動画ファイルアップロード先)』に動画ファイルのアップロード先として登録済のグループ名を選択します。 ※管理グループ機能については、「管理グループ設定」をご参照ください。 |
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8. トランスコード設定を選択する事ができます。 「VODの使用可否」設定で、「VODを使用する」に 設定している場合、録画したライブ映像をオンデマンド化する際に、選択したトランスコード設定にてトランスコードを行ないます。 |
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9. 同時接続数の設定をここで変更することができます。 |
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10. 配信方法を選択することができます。 外部のライブエンコーダソフトを使用する場合は、「外部エンコーダソフト/機器を利用する」を選択します。 推奨ライブエンコーダについては「ライブ配信前に準備していただくもの」をご確認ください。 |
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エンコーダーとして、EQライブキャストアプリをご利用される場合、「利用する」をご選択いただくと自動的に最適な設定に変更することができます。 ※注意! 「利用しない」を選択した場合は、EQライブキャストアプリ側で対象のライブ配信設定が表示されず、使用することができませんのでご注意ください。 ※EQライブキャストをクリックしますと別ウィンドウで、EQライブキャスト操作説明ページが開きます。 |
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デスクトップ配信機能を利用する場合は「デスクトップ配信機能を利用する」を選択します。 デスクトップ配信機能の詳細は「デスクトップ配信機能」をご確認ください。 |
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11.本ライブを配信を行う『配信帯域』を[フルHD画質][HD画質][高画質][標準画質][低画質]より選択します。 複数選択が可能ですが、VODを使用する場合には、最も帯域の高い画質の映像がオンデマンド配信用の動画コンテンツとして採用されます。 |
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※「EQライブキャストを利用する」または「デスクトップ配信機能を利用する」を選択した場合は1帯域のみご利用可能です。 また、「EQライブキャスト」アプリ、及び「デスクトップ配信機能」は[フルHD画質]には対応しておりませんのでご注意ください。 |
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12. 『ご使用のエンコーダー台数』ではお客様が使用するライブエンコーダーの台数を選択してください。
※「■ 配信方法の選択」にて「外部エンコーダソフト/機器を利用する」を選択している場合のみ選択可能です。 |
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13. 配信が終了したライブ映像は【メディア管理】メニュー内にオンデマンド配信用の動画コンテンツとして格納されます。 オンデマンド配信用の動画コンテンツが不要な場合のみ『VODの使用可否』のチェックを外します。 ※録画ファイルについて |
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14. [動画からのリンク]タブを押下し、関連ページリンクを設定します。 関連ページリンクを使用しない場合は設定項目を空欄のままにするか、「使用しない」を選択します。 |
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15. 関連ページへのリンクテキストおよびリンクURLを入力します。 関連リンク機能を有効にしているプレイヤーで再生したときにリンクが表示されます。 |
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16. [セキュリティ]タブを押下し、本ライブ配信に適用するセキュリティプロファイルをプルダウンメニューから選択します。 セキュリティプロファイルを適用しない場合は「制限なし」が選択されている状態であることを確認します。 ※セキュリティプロファイル選択は「セキュリティ設定」で登録したプロファイル名が選択できます。 |
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17. [サムネイル]タブを押下すると配信停止や配信準備中などの内容を任意の画像に差し替えることが可能です。 詳しくは、後述の「補足」■任意のサムネイル画像を使用する場合の操作手順をご確認ください。 |
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18. [詳細設定]タブを押下し、出力するフィードを選択します。 | |
19. ライブエンコーダーを1台のみご利用いただく場合は「ライブエンコーダーから出力するフィードを2系統にする」もしくは「ライブエンコーダーから出力するフィードを1系統にする」のいずれかを選択します。 ※ライブエンコーダーを2台ご利用いただく場合は、何も選択しない状態のまま『保存して終了』ボタンを押下します。 |
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20. 確認ダイアログが表示されます。 設定内容を確認して『OK』ボタンをクリックします。 |
【補足】
■任意のサムネイル画像を使用する場合の操作手順
ライブ配信設定新規登録を完了すると、配信停止中のライブ映像のサムネイル画像を任意で設定できるようになります。サムネイル画像には、フィード未接続時に表示される「配信停止」、フィード接続・ライブ未配信時に表示される「配信準備」、ライブ配信終了後・フィード切断前に表示される「配信終了」 の3種類があり、それぞれ任意の動画を設定可能です。
尚、サムネイル画像を設定していない場合は、それぞれデフォルトのサムネイル画像が表示されます。
ここでは、設定できるサムネイル画像仕様と管理画面操作手順について説明します。
【デフォルトのサムネイル画像】
・配信停止
・配信準備
・配信終了
【設定できるサムネイル画像の仕様】
画像フォーマット |
jpg、png、gif |
画像の高さ(px) |
240以上 |
画像の容量(kbyte) |
2048以下 |
※縦長の画像をアップロードされる場合、動画サイズ(横)が小さすぎるとエラーになります。
【補足】
■任意のサムネイル画像をアップロードする場合の操作手順
1. EQへログインを行い、[ライブの配信設定と開催]画面内、サムネイル画像の設定を行う対象のライブ配信設定行の「ライブ設定名」リンクをクリックします。 |
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2.ライブ配信設定更新画面が表示されますので、[サムネイル]タブをクリックします。 |
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3.配信停止・配信準備・配信終了のデフォルトサムネイルがそれぞれ表示されますのでアップロードを行いたいするサムネイルの『アップロード』ボタンをクリックします。 |
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4.ファイル選択画面が表示されたら、サムネイル画像を選択して『開く』ボタンをクリックします。 |
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5.サムネイル画像がアップロードされ、アップロードしたサムネイル画像が表示されます。 |
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6.サムネイル画像のアップロードが完了したら『保存して終了』ボタンをクリックします。 |
【補足】
■「エンコーダーを1台のみご利用頂く際の詳細設定 」における注意事項
お客様にて使用するライブエンコーダーが1台の場合は、ライブエンコーダーからライブフィードを受けるEQライブサーバーの数を任意で設定(1系統又は2系統で設定できます)できますが、1系統で設定した場合は該当のライブフィードを行っている回線又は、ライブフィードを受けているEQライブサーバーが故障した場合にライブ配信が停止してしまいます。
※ライブフィードを受けるEQライブサーバーの数は「2系統」にしていただくよう、強く推奨いたします。
詳細は下図を参照してください。
尚、2系統を選択した場合、ライブフィードが2系統分送信されますのでお客様の通信環境によってはライブ配信中に映像・音声の乱れが発生する可能性もございます。