ライブ配信が再生されず、プレイヤーに『P』から始まるエラーコードが表示された場合は、
こちらをご参照の上、該当する対処方法をお試しくださいますよう、お願いいたします。
該当する対処方法を実施しても改善されない、もしくは、
プレイヤーにエラーコードが表示されずにライブ配信が再生されない場合は、
原因として以下の項目が考えられます。
『配信側』と『視聴側』それぞれの観点でご確認いただきたい項目を載せておりますので、
それぞれの項目に記載されている内容をご確認の上、
必要に応じてシステム管理者またはネットワーク管理者にご確認ください。
ライブを配信される方はこちらをご確認ください。
■配信側の確認項目
- 利用されているネットワーク環境のセキュリティ設定等により通信の一部が制限されている
- 回線速度が推奨速度に達していない
- PC側のスペックが足りていない
- ライブエンコーダー側の設定に不足がある
- EQ管理画面側とライブエンコーダー側の設定に差異がある
- 端末のシステムが高負荷状態になっている
ライブを視聴される方はこちらをご確認ください。
■視聴側の確認項目
- 利用されているネットワーク環境のセキュリティ設定等により通信の一部が制限されている
- 回線速度が推奨速度に達していない
- ブラウザにキャッシュが残っている
- ブラウザのセキュリティ設定を変更している
- プロキシサーバー等によりネットワークに制限を掛けている
- 接続しているネットワーク環境で同時接続数を制限している
- 接続しているネットワーク環境でセッションの接続時間を制限している
- モバイルネットワーク環境を利用している
- 端末のシステムが高負荷状態になっている
■配信側の確認項目
●利用されているネットワーク環境のセキュリティ設定等により通信の一部が制限されている
ドメインやIPアドレスによる接続制限が設定されているかをご確認下さいますようお願いいたします。
特定のドメインまたはポートに対して視聴制限解除をされている場合は、
以下の接続許可設定が必要となります。
- EQサービスを提供するサーバーへの接続許可
- *.stream.co.jp
- *.stream.ne.jp
- *.stream.jp
- 以下ポートでの接続許可
- http(80番)
- https(443番)
※社内ネットワーク上でライブ配信を行う場合、ライブエンコーダーやEQライブキャストアプリから
弊社ライブ配信サーバーへのアップロード通信には、RTMPプロトコルが使用されますので、
RTMP(1935ポート)の通信許可が必要です。
また、企業ネットワークにおいてIPアドレスもしくはFQDNによる接続制限を
設定されているお客様を対象に、「J-Stream 配信環境 IPアドレス開示情報」のページにて、
ストリーミング配信サーバーのIPアドレスおよびEquipmediaで使用されるFQDNの情報を
開示しておりますので、ご確認ください。
●回線速度が推奨速度に達していない
EQライブ配信では大きなデータを転送しているため、回線が細かったり、
安定していない場合、ライブの配信ができない場合があります。
推奨の回線速度に達していない場合は、ブラウザやサーバー等の設定により、
タイムアウトと判断され通信を遮断されたり、
ライブ配信が開始されるまでに時間がかかる可能性があります。
通信環境を変更して再度お試し頂くか、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
【推奨回線速度】
-
実効速度5Mbps以上の速度が維持できる安定した通信環境
※配信するライブの画質やその時の回線状況により、必要な回線速度が異なる場合がございます。
●PC側のスペックが足りていない
ご利用のライブエンコーダーの推奨スペックをご確認の上、
PCのスペックが、ライブエンコーダーの推奨スペックに足りているかをご確認ください。
PCの推奨スペックは、ご利用のライブエンコーダーのベンダー様にお問い合わせください。
●ライブエンコーダー側の設定に不足がある
ご利用のライブエンコーダーにて、EQ管理画面より取得したライブエンコーダー設定に
則した設定になっているかをご確認ください。
ライブエンコーダーごとの設定方法につきましては、下記マニュアルをご参照ください。
【ライブエンコーダー設定マニュアル】
なお、ライブエンコーダーごとの設定について、取得したライブエンコーダー設定に記載されている
項目の内、以下の項目はあくまで推奨値ですので、あらかじめご了承ください。
- Wirecast
- 画質毎のエンコード詳細設定
- LiveShell
- CUSTOM
●EQ管理画面側とライブエンコーダー側の設定に差異がある
EQ管理画面の「ライブの配信設定」をご確認いただき、
EQ管理画面側とライブエンコーダー側の設定に差異が無いかをご確認ください。
【ライブの配信設定】
- 「基本設定」タブ
- ■ 配信帯域
- ■ ご使用のライブエンコーダー台数
- 「詳細設定」タブ
- ■ ライブエンコーダーを1台のみご利用頂く際の詳細設定
【注意事項】「ライブの配信設定」を変更される場合
- 管理画面にて取得した「ライブエンコーダー設定情報」プロファイル情報を
ライブエンコーダーにインポートした後にライブ配信設定を変更した場合は、
再度プロファイル情報を取得してライブエンコーダーにインポートする必要があります。
- 「ライブの配信設定と開催」画面にて、対象ライブ設定の
ステータスが「配信停止中」であることを確認してください。
※「配信停止中」ステータス以外では上記の設定を変更できません。
●端末のシステムが高負荷状態になっている
端末の使用状況によっては、CPU等が高負荷状態となり、
ライブエンコーダーやブラウザ等のアプリの動作が遅くなったり、
動作しないなどの状態になることがあります。
端末を再起動後に、再度ライブの配信をお試しください。
■視聴側の確認項目
●利用されているネットワーク環境のセキュリティ設定等により通信の一部が制限されている
ドメインやIPアドレスによる接続制限が設定されているかをご確認下さいますようお願いいたします。
特定のドメインまたはポートに対して視聴制限解除をされている場合は、
以下の接続許可設定が必要となります。
- EQサービスを提供するサーバーへの接続許可
- *.stream.co.jp
- *.stream.ne.jp
- *.stream.jp
- 以下ポートでの接続許可
- http(80番)
- https(443番)
また、企業ネットワークにおいてIPアドレスもしくはFQDNによる接続制限を
設定されているお客様を対象に、「J-Stream 配信環境 IPアドレス開示情報」のページにて、
ストリーミング配信サーバーのIPアドレスおよびEquipmediaで使用されるFQDNの情報を
開示しておりますので、ご確認ください。
●回線速度が推奨速度に達していない
EQライブ配信では大きなデータを転送しているため、回線が細かったり、
安定していない場合、ライブ配信の視聴ができない場合があります。
推奨の回線速度に達していない場合は、ブラウザやサーバー等の設定により、
タイムアウトと判断され通信を遮断されたり、
ライブ再生が開始されるまでに時間がかかる可能性があります。
通信環境を変更して再度お試し頂くか、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
【推奨回線速度】
-
2.0Mbps以上のインターネット回線(「標準画質」で視聴した場合を想定)
※視聴するライブの画質やその時の回線状況により、必要な回線速度が異なる場合がございます。
※「動画視聴の確認」ページにて、ご利用端末の通信速度をご確認いただけます。
●ブラウザにキャッシュが残っている
「キャッシュ」とは、端末からアクセスしたことのあるWebページの情報を一時的に保存することです。
以前に読み込んだWebページの情報が残っている可能性がありますので、
ブラウザのキャッシュを削除し、再度ライブ配信の視聴をお試しください。
●ブラウザのセキュリティ設定を変更している
ご使用されているブラウザにおいて、セキュリティレベルを上げるため、
設定変更されている場合があります。
設定内容によっては、ライブ配信が正常に視聴できない可能性があります。
セキュリティレベルを下げて、再設定していただき、再度ライブ配信の視聴をお試しください。
●プロキシサーバー等によりネットワークに制限を掛けている
プロキシサーバー等により特定の拡張子やプロトコル、ポート等を
制限されている場合があります。
特定の拡張子やプロトコル、ポート等を制限されている場合は、以下、
ライブ配信に関わる拡張子やプロトコル、ポート等の許可設定が必要となります。
【対象拡張子】
- .m3u8
- .ts
【プロトコル(ポート)】
- http(80番)
- https(443番)
企業内の環境においては、ソフトウェア等の設定変更ができない場合があります。
その場合は、システム管理者にお問い合わせください。
●接続しているネットワーク環境で同時接続数を制限している
企業内ネットワークにおいては、ネットワークを安定させたり、セキュリティを保つため、
ネットワークの接続数を制限している場合があります。
接続数の上限に達している状態で、ネットワークに接続しようとすると、タイムアウトが発生したり、
ネットワークに接続できない状態となり、ライブ配信が視聴できない可能性があります。
時間を変えて接続していただくか、ネットワーク管理者に連絡し、
接続できるように設定変更を依頼してください。
●接続しているネットワーク環境でセッションの接続時間を制限している
企業内ネットワークにおいては、ネットワークを安定させたり、セキュリティを保つため、
ネットワークの接続時間を制限している場合があります。
EQライブ配信では、大量のデータを転送するため、接続時間が長くなる場合があります。
このため、通信の途中でタイムアウトして、ライブ配信の視聴を開始する前に、
セッションが切断される可能性があります。
ネットワーク管理者に連絡し、設定変更を依頼してください。
●モバイルネットワーク環境を利用している
モバイルネットワーク環境をご利用の場合、通信が安定しないことにより、
ネットワークが切断されたり、データの読み込みが遅くなりブラウザ側で
タイムアウトしてしまうことで、ライブの視聴に必要なファイルを
ダウンロードできないことがあります。
Wi-Fi環境等の安定したネットワークに接続した状態で、再度ライブ配信の視聴をお試しください。
●端末のシステムが高負荷状態になっている
端末の使用状況によっては、CPU等が高負荷状態となり、ブラウザ等のアプリの動作が遅くなったり、
動作しないなどの状態になることがあります。
端末を再起動後に、再度ライブ配信の視聴をお試しください。