Wirecastを利用したライブ配信についてご説明いたします。
※Wirecast9の無償版での画面説明となりますため、ご利用のバージョンによっては
アイコン名等が異なる場合がございますが、予めご了承ください。
■ライブ配信する映像ファイルをWirecastに取り込む方法について
1.Wirecastを起動します。
2.続いて画面下方にある+(プラス)アイコン→「メディアファイルを追加」で、準備した映像ファイルを選択します。
※ライブ配信用カメラを利用したい場合は、+(プラス)アイコンをクリック後、「ビデオキャプチャ」
→「システム機器」 から接続したカメラを選択してください。
※映像ファイルはドラッグ&ドロップでも設定することは可能です。
映像ファイルが追加されます。
■ライブ配信設定について
1.画面上部にある[配信]タブ→[配信の設定]をクリックします。
2.出力先を選択画面で「配信先」が「RTMPサーバー」となっていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
3.配信設定画面が表示されます。 ※設定されている情報はデフォルト値です
4.EQ管理画面にて取得したライブエンコーダー設定取得情報を元に「ビデオエンコード」「オーディオエンコード」の入力を行います。
5.「エンコード」の右側にある「歯車アイコン」→[詳細を表示]を選択します。
6.エンコーダープリセットの詳細画面が表示されます。
7.EQ管理画面にて取得したライブエンコーダー設定取得情報を入力します。
8.入力完了後、[名前を付けて保存]をクリックします。
標準画質の情報を設定しているので、ここでは「標準画質」と名前をつけ[OK]をクリックします。
9.配信設定画面に戻ってきますので、エンコードのプルダウンから、先ほど保存した「標準画質」を選択し、[OK]をクリックします。
■複数の帯域で配信したい場合の設定方法について
※標準画質の配信設定後、別の画質の配信設定を行う
1.配信設定画面の左下にある[追加]をクリックします。
2.事前に設定した配信設定内容がコピーされますので、別の配信設定(画質)の情報を入力します。
配信設定の方法については、「ライブ配信設定について」をご参照ください。
■配信の開始、停止について
1.事前にライブエリアに配信したい映像を反映しておきます。
2.Wirecastの画面上部にある「配信」タブ→「配信の開始/停止」をクリックします。
3.事前に配信設定した内容が表示されます。設定したすべての帯域で配信する場合は、「すべて開始」をクリックし、1帯域分を配信する場合は、その帯域をクリックすることで、EQライブサーバーへ映像・音声データが送信されます。
※正常に送信されるとEQ管理画面のステータスが「配信準備中」となります。
4.停止は、Wirecastの画面上部にある「配信」タブ→「配信の開始/停止」をクリックし、「すべて停止」もしくは、停止したい帯域をクリックします。
※正常に停止するとEQ管理画面のステータスが「配信停止中」となります。
【注意事項】
■ 音声が配信されない場合
以下の項目をご確認ください。
1.画面上部にある「配信」タブ→「配信の設定」(又は、Ctrl+Y)をクリックいたします。
2.「エンコード」の右側にある「歯車アイコン」→「詳細を表示」をクリックします。
3.「エンコーダープリセット」の画面が表示されますので、
下の画像のように「オーディオエンコード(AAC)」にチェックが入っているか確認いたします。
設定確認後、 下の画像を参考に、Wirecast画面の①~③の箇所をご確認ください。
1.①の箇所にあるレイヤー項目にて、
ビデオキャプチャとオーディオキャプチャが別々のレイヤーになっているかご確認ください。
→外部音声入力でのライブ配信の場合、
ビデオキャプチャの他に、オーディオキャプチャが必要となります。
ビデオキャプチャ下のレイヤーにあります、
「+」マークをクリックしていただき、ご利用のオーディオキャプチャを追加してください。
2.②の箇所、スピーカーアイコンが有効になっているかご確認ください。
→無効の場合は音声が配信されません。
スピーカーアイコンをクリックしていただき、有効にしてください。
3.③の箇所、音量レベルメーターが上下に動いているかご確認ください。
→スピーカーアイコンが有効でも上下しない場合、音声が拾えていない可能性がございます。
外部音声入力をご利用してのライブ配信の場合
・マイクの設定などをご確認ください。
動画ファイルをご利用してのライブ配信の場合
・動画ファイルの音声をご確認ください。
※設定を有効にするには、画面中央「→」ボタンを押していただく事で設定が有効となります。