概要
「LiveShell.X」を利用してEQライブ配信が行えます。
留意事項
- 「LiveShell.X」本体の電源のON/OFFや、ネットワーク接続などの方法については、
株式会社Cerevo様が提供しているマニュアルをご確認ください。
- 「LiveShell.X」では、「配信に使用するチャンネル」として「#0」、「#1」、「#2」の3つが用意されており、それぞれに異なるフィードを設定することで、エンコーダー1台で同時に3つまでフィードの送信が可能です。ただし、「#0」を使用した場合、一部設定が変更出来ない項目が存在するため、EQライブ配信では「#1」と「#2」の使用を推奨しております。
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設定情報ファイルの登録がエンコーダー側にされていなくてもライブ配信自体は可能ですが、予期せぬ挙動が発生する恐れがあり、その場合、サポート対応はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
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設定情報ファイルの登録の他には、事前に回線状態が「Excellent」になっていること、常時、LiveShell本体の電源をつないだまま運用している場合は、ライブ配信前に機器のリフレッシュ(電源のON・OFF)を行うことで、ライブフィードの切断、映像の乱れなどを回避できる可能性が高くなります。
参照マニュアル
名称 | 説明 |
ライブエンコーダー設定情報取得 | ライブエンコーダー設定情報の取得が行えます。 |
操作手順:Live Shell.X(初期設定) 設定情報ファイルをライブエンコーダーに登録する
Live Shell.X(初期設定)を行います。
1. 事前に「LiveShell.X」を起動しておきます。LiveShellの「Dashboard」画面にアクセスします。
「メールアドレス」と「パスワード」を入力し、[ログイン]をクリックします。
※アカウントをお持ちでない方は、左下の「新規登録画面へ」より会員登録を行います。
2. 「使用するLiveShellを選択」画面が表示されます。「Live Shell.X」を選択します。
3. 「配信に使用するチャンネル」画面が表示されます。プルダウンにて「#1」または「#2」のどちらかを選択し、[OK]をクリックします。
※「#0」を選択した場合、後述の設定で一部変更が出来ない項目が存在するため、EQライブ配信では「#1」か「#2」の使用を推奨しております。
4. 「配信するサービスを選択」画面が表示されます。プルダウンより「その他配信サービス(サーバーアドレス入力)」を選択し、[OK]をクリックします。
5. 「配信するサーバー情報を登録(RTMP)」画面が表示されます。「配信先URL」と「ストリーム名」を入力し、[OK]をクリックします。
「配信先URL」と「ストリーム名」は、事前に管理画面より取得した設定情報ファイルをご参照ください。
※複数フィードの設定を行う場合は、「複数配信の設定を行う(任意)」にチェックを入れます。
※「配信先URL」と「ストリーム名」に入力する情報は、EQ管理画面より取得した設定情報ファイルをご参照ください。設定情報ファイルの取得方法については「ライブエンコーダー設定情報取得」をご参照ください。
※下記は設定情報ファイルの一例です。
6. 操作手順「5. 」で「複数配信の設定を行う(任意)」にチェックを入れていた場合は、「複数配信設定」画面が表示されます。
「チャンネル」のプルダウンより設定したいチャンネルを選択します。
「配信先サービス」のプルダウンより「その他配信サービス(サーバーアドレス入力)」を選択します。
「配信先URL」と「ストリーム名」を入力し、[決定]をクリックします。設定した内容で問題なければ[OK]をクリックします。
※操作手順「5. 」で「複数配信の設定を行う(任意)」にチェックを入れていない場合は本手順を飛ばしてください。
7. 「インターネット接続方法を選択」画面が表示されます。接続方法を選択し、[OK]をクリックします。
※インターネット接続方法の詳細についてはこちらをご参照ください。
8. インターネット接続に成功すると、「Dashboard」画面が表示されます。画面右側の[CUSTOM]をクリックします。
9. 画面下に「カスタムモード」画面が表示されます。
次の項目を設定します。
- チャンネル
- ビットレート
- 平均ビットレート
- フレームレート
- キーフレーム間隔
- H.264プロファイル
- 縦解像度
※チャンネル「#0」を選択していた場合は「縦解像度」の変更が不可となります。
各項目に設定する情報は、管理画面より取得した設定情報ファイルをご参照ください。
※下記の設定情報ファイルは、一例です。
※「AUDIO QUALITY」-「サンプリングレート」は使用しません。
操作手順:Live Shell.X ライブ配信の開始/停止
Live Shell.X のライブ配信の開始/停止を行います。
1. 「Dashboard」画面右下にある[配信開始]をクリックします。
※エンコーダー側での「配信開始」だけではライブ配信は開始されません。
※[Start All]をクリックすると、全チャンネルの配信を開始します。
2. EQ側のサーバーにフィードがささり、EQ管理画面のライブ配信ステータスが「配信準備中」になります。
3. 画面右側の[パネル表示]をクリックします。
4. 「ライブコントロールパネル」画面が表示されます。ライブ映像をプレビューで確認したい場合は「ライブ映像を表示」をクリックします。
※LiveShellの「Dashboard」画面ではプレビューは確認できません。
ライブ配信を開始したい場合は、「ライブイベント名」を入力すると[ライブ配信開始]が有効化されます。クリックします。
5. ライブ配信を終了する場合は[ライブ配信停止]をクリックします。
6. 「Dashboard」画面右下にある[配信停止]をクリックすると、ライブエンコーダー側のフィードが切断されます。
※[Stop All]をクリックすると、全チャンネルの配信を停止します。
操作手順:Live Shell.X(2回目以降の設定) 別の設定情報ファイルをライブエンコーダーに登録する
Live Shell.X(2回目以降の設定)を行います。
1. LiveShell.Xを起動後、LiveShellの「Dashboard」より、ログイン画面にアクセスします。
「メールアドレス」と「パスワード」を入力し、[ログイン]をクリックします。
2. ログインを実行すると前回設定した「Dashboard」画面が表示されます。右上の「設定」をクリックします。
3. 「配信設定」画面が表示され、「配信先URL」と「ストリーム名」には前回設定した情報が表示されます。画面右下の[変更]をクリックします。
4. 変更する画面が表示されます。「配信先URL」と「ストリーム名」の情報を変更し、[決定]をクリックします。
5. 「保存しました。次回からはこのサービスに配信されます。」というメッセージが表示されます。画面右上の「×」で「配信設定」画面を閉じます。
6. 「Dashboard」画面に戻ります。[CUSTOM]をクリックし、設定情報を登録します。
以降の手順は、「操作手順:Live Shell.X(初期設定) 設定情報ファイルをライブエンコーダーに登録する_9.」をご参照ください。