画質の自動判別機能(「HLSアダプティブ配信」機能)では、視聴端末の通信速度が各画質の配信に必要な通信速度を上回っている場合に該当画質が選択され配信されます。
各画質の配信に必要な通信速度は、該当動画をアップロードする際に使用したトランスコード設定におけるビットレート値により変動します。
例えば、デフォルトのトランスコード設定を使用した場合、理論的には、下記表のようにデフォルトの映像ビットレート値と音声ビットレート値を加えた値となります。
画質 |
低画質 |
標準画質 | 高画質 | HD画質 |
フルHD画質 |
映像 + 音声 |
300kbps + 96kbps |
800kbps + 96kbps |
1,600kbps + 128kbps |
2,400kbps + 128kbps |
5,400kbps + 128kbps |
必要通信速度 |
約0.4Mbps | 約0.9Mbps | 約1.7Mbps | 約2.5Mbps | 約5.5Mbps |
※あくまで目安となります
上記表の動画を視聴する際、お客様の端末環境の通信速度が6Mbpsの場合は、フルHD画質が自動で選択されます。
また、動画の再生中は、通信速度の増減やストリーミング再生の読み込みデータの残量に応じて、該当画質へ切り替わります。