複数回動画をアップロードしてもトランスコードエラー(23002)が発生する場合は、対象の動画が破損(※1)していることが考えられます。
その場合は、動画編集ソフトで新たに動画を書き出すか、もしくは破損個所を修復ソフトで修復することでエラーが解消される可能性があります。
こちらでは、エラーを回避するための方法について以下の2通りご紹介します。
※1 ここで言う『破損』とは、動画の再生状態に関する問題だけでなく、動画ファイル内部に記述されているファイル自体のデータ属性情報や付随情報の内容の一部が不正な値になっているような場合も含みます。
データ属性情報や付随情報の内容の一部が不正な値になっている場合は、再生自体はできてしまうことがありますが、EQでトランスコード処理する際に正常に処理できずにエラーとなってしまうことがあります。
※2 以下の方法を用いても破損個所が修復されない場合もあります。
お試しいただいてもエラーが解消されない場合は、新たに動画を書き出していただきますようお願いします。
■VLCメディアプレイヤー
No. | 手順 | 画像 |
1 |
お使いのPC端末へVLCメディアプレイヤーをインストールします。 |
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2 |
VLCメディアプレイヤーを起動し、「メディア」⇒「ファイルを開く」から該当のファイルを開きます。 |
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3 |
該当のファイルが再生可能な場合、自動的に再生が始まります。 ※この時点で再生できない場合はVLCメディアプレイヤーでの修復が難しい可能性が高いのでFFmpegでの修復をお試しください。 |
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4 |
再生が確認できたら「メディア」⇒「変換/保存」を選択します。 |
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5 |
メディアを開くというウィンドウが表示されますので、「ファイル」タブにて「追加」をクリックして、対象動画を指定します。 動画の指定ができたら、画面右下にある「変換/保存」の▼ボタンをクリックし、「変換」をクリックします。 |
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6 |
出力ファイルの「参照」をクリックし、出力先と変換ファイル名を指定します。 変換ファイル名を指定したら、「新しいプロファイルを作成」のボタンをクリックします。 |
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7 |
「カプセル化」タブを選択し、対象動画と同じファイル形式を選択します。 |
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8 |
「ビデオコーデック」のタブで「ビデオ」と「オリジナルのビデオトラックを保持」にチェックを入れます。 |
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9 |
オーディオコーデック」のタブで「オーディオ」と「オリジナルのオーディオトラックを保持」にチェックを入れます。 |
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10 |
プロファイル名を付けて、「作成」ボタンをクリックします。 |
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変換のウィンドウに戻るので、「プロファイル」に先ほど作成したプロファイルを指定して「開始」をクリックすると動画ファイルの作成が始まります。 完成した動画ファイルを使用して再度EQへアップロードし、エラーが解消されるかお試しください。 |