概要
ここでは、CloudGate UNOのシングルサインオン設定についてご説明いたします。
留意事項
- SSO設定のためにCloudGate UNOの情報が必要となるため、CloudGate UNOの
事前開通が条件となります。 - EQポータルはシングルログアウトに対応していないため、必要に応じてCloudGate UNOからのサインオフを行ってください。
- EQポータルのSSO設定を保存後、反映までに少々時間がかかる可能性があります。
(本手順書作成時点 2025年3月25日)
連携までの流れ
CloudGate UNO SSO設定
サービスプロバイダー「EQポータル」を追加し、SSO設定を行います。
CloudGate UNO管理者サイト→設定→サービスプロバイダー→サービスプロバイダー追加をクリックします。
次にEQポータルを検索し、EQポータルのテンプレート右上の追加をクリックします。
※必要に応じて表示名を変更することも可能です。
次にシングルサインオン設定タブを開き、下記EQポータルの情報を設定します。
下記情報は、EQポータル管理者サイト→設定→サイト設定タブ→シングルサインオンを有効にするに
チェックを入れていただくことで確認可能です。
CloudGate UNOの項目名 | 設定する値 |
Sign-on URL/SAML endpoint URL/ SSO URL |
EQポータルのログインURLを設定します。 |
Issuer/Provider name /Entity ID | EQポータルのエンティティ IDを設定します。 |
Assertion consumer service URL | EQポータルのACS URLを設定します。 |
※ご利用中のプランによっては、サービスプロバイダーの追加を行えない場合がございます。
その場合は上記情報を取得し、弊社営業担当までご提供ください。
頂いた内容を元に5営業日ほどお時間いただき、認証連携設定を実施いたします。
アカウントの関連付け
CloudGate UNOのユーザーアカウントとEQポータルのメールアドレスを関連付けします。
GUIで操作を行う場合
CloudGate UNO管理者サイト→ユーザー→連携対象のアカウントをクリック→画面をサービスまでスクロールダウン→EQポータルにチェックを入れ、関連付けに必要な情報を入力します。
CSVによる一括登録を行う場合
「USER_SERVICE_ACCOUNTS.csv」に必要情報を入力し、CloudGate UNO管理者サイト→
一括登録→ユーザータブ→サービスアカウント一覧→ファイルを選択をクリック→必要情報を入力した「USER_SERVICE_ACCOUNTS.csv」を選択→アップロードをクリック→開始をクリックします。
Active Directory連携の場合
Active Directoryのユーザーオブジェクトの連携フラグを格納する属性にEqportal=1を入力し、アカウントの関連付けに必要な情報を格納する属性に入力し、同期を開始します。
関連付けに必要な情報
関連付けは下記情報が一致している必要があります。
EQポータル | CloudGate UNO |
メールアドレス | アカウントID |
EQポータル SSO設定
EQポータルのSSO設定にはCloudGate UNOの情報が必要になります。
CloudGate UNO管理者サイト→設定→サービスプロバイダー→EQポータルの編集をクリックし、
シングルサインオン設定タブより下記必要情報を取得してEQポータルに設定してください。
EQポータルのSSO設定箇所は、EQポータル管理者サイト→設定→サイト設定タブ→SAML認証設定にあります。
必要情報
EQポータルの設定箇所 | 説明 |
シングルサインオンURL | CloudGate UNOのログインURLを設定します。 |
署名検証を有効にする | 「署名検証を有効にする」にチェックを入れ、ダウンロードしたCloudgate UNOの証明書(xxx.pem)をアップロードします。 |
シングルサインオン ログインボタンの設定 |
「表示する」を選択します。 |
ユーザー登録設定 | 必要に応じて「自動登録する」を選択します。 |
グループ情報の更新設定 | 必要に応じて「更新する」を選択します。 |
オートプロビジョニング設定
EQポータルは、ユーザー情報連携に対応しておりますので、必要に応じて設定を行ってください。
EQポータルSSO設定のユーザー登録設定で「自動登録する」、グループ情報の更新設定で「更新する」を選択した場合、追加でCloudGate UNO側に設定する値がございます。
また、グループ情報の更新設定を利用する場合には、事前にEQポータル側でグループを作成する必要があります。
CloudGate UNO管理者サイト→サービスプロバイダー→EQポータル→シングルサインオン設定タブから「さらに表示する」をクリックしていただき、追加属性に以下の値を追加します。
設定例:
CloudGate UNO | |||
フィールド名 | バリュータイプ | 値 | デフォルト値 |
surname | SINGLE | ${LAST_NAME} | 空白 |
givenname | SINGLE | ${FIRST_NAME} | 空白 |
groupid | MULTIPLE | ${GROUP} | 空白 |
※上記表は設定例となりますので、参考までにご覧ください。
なお、上記表に記載されている値以外も使用することが可能なため、詳細につきましてはCloudGate
ヘルプセンターをご参考いただけますようお願いいたします。