お客様各位
日ごろよりEquipmediaサービスをご利用いただきありがとうございます。
先般、Google Chromeプラウザにおきまして「Chrome85」安定版のリリースが行われました。
このバージョンアップでChromeブラウザでのリファラー情報取得部分に仕様変更があり、
EQの以下の2つの機能について、特定の環境下で影響が出ています。
・再生ドメイン制限機能
・掲載サイト別管理機能
これらの機能をご利用されているお客様におかれましては、以下のご案内をご確認いただき、
必要に応じて、影響回避のための対策実施をいただきますようお願い申し上げます。
【発生環境】
OS:Windows10
ブラウザ:Chrome バージョン85以降
【発生条件】
iFrameタグ、または動画URLを使って掲載している動画について、
再生ドメイン制限を掛けている、または掲載サイト別管理機能を適用しており、
かつ、それら機能で設定しているURLが、ディレクトリパスまでの指定をしている。
<影響を受ける登録URL設定の例>
****.co.jp/XXXX
https://****.co.jp/XXX
<影響を受けない登録URL設定の例>
****.co.jp
https://****.co.jp
【事象】
再生ドメイン制限や掲載サイト別管理機能で設定している対象URL情報と
動画が貼られているページのリファラー情報の整合性チェック処理が正しく判定されず、
上記機能が正常に動作しない。
【回避方法】
以下のいずれかの対応を実施することで回避可能です。
1.動画掲載ページのHTMLに以下のMETAタグを記述する。
(動画URLをリンクして使っている場合、リンクを貼っているページに記述)
<meta name="referrer" content="no-referrer-when-downgrade">
2.EQのiframeタグに以下を追記する。
(動画URL<a>タグでリンクしている場合は、<a>タグに記述)
referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade"
記述例:
<iframe src="[EQの動画URL]" width="640" height="360" style="position:absolute" frameborder="0" allowfullscreen referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade"></iframe>
<a href="[EQの動画URL]" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade">
3.貼り付けタグの種類を変更しても問題ない場合、
iFrameタグや動画URLを使用せずに、scriptタグまたはLightboxタグに貼り替える。
4.再生ドメイン制限や掲載サイト別管理機能での対象URL設定について、
ドメインまでの指定でも問題ない場合は、ドメインまでの指定に修正していただく。
【その他】
本件はブラウザ自体の仕様変更による事象のため、EQシステム側だけで回避対応することが
困難であることが想定されます。
大変恐れ入りますが、お客様には必要に応じて、上記の回避策を実施いただくことをお願い致します。
今後の対応等につきましては、メンテナンス広報等にてお知らせさせていただきます。
また、ご不明点などございましたらEQサポートデスクまでお知らせください。
今後ともEquipmediaサービスをご愛顧賜りますよう御願い申し上げます。