元素材ファイルにおいて、実際の縦横比と、
内部的にデータとして持っている縦横比(解像度)が一致しない場合、
トランスコード後の動画ファイルが、元素材ファイルとは違う縦横比として生成される事があります。
以下に過去事例を掲載いたしましたので、ご確認ください。
事例
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元素材ファイル
コーデック:WMV(弊社非推奨コーデック)
縦サイズ:480px
横サイズ:720px
縦横比:3:2
内部解像度情報:16:9
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当該事例は、倍速ファイルを生成するケースとなります。
元素材ファイルは縦横比3:2の動画ファイルですが、内部情報で縦横比16:9の情報を持っている為、
トランスコード後の等速ファイルは縦横比16:9で生成されてしまいます。
倍速ファイルを生成する為に、元素材ファイルから倍速マスターファイルを生成しますが、
内部的な解像度情報は無視し、動画本来の縦横比を元に生成します。
そのため、生成された倍速用マスターファイルは縦横比3:2となりますので、倍速ファイルも縦横比3:2で生成されます。
このように、動画そのものの縦横比と、動画の内部情報にある縦横比(解像度)情報に差異がある場合、
トランスコードやエンコード処理時に、想定していない結果となる事がございますので、
動画情報に差異がない元素材ファイルにて、動画をアップロードしていただけますと幸いです。
※ただし、当該事例が発生した2017年5~6月現在では、弊社推奨コーデックにおいて当該事象は発生いたしませんでしたので、お客様に置かれましては、推奨コーデックをご利用いただけますと幸いです。